そのうちトライリンガル -11ページ目

テレビのスペイン語

 ラジオのテキストから

 僕はラジオ派で,テレビは時間が合うときしか見ないのだが,新開講ということもありとりあえず初回,2回目を見た。放送時間はこれまで通り木曜夜11:30~。だが30分番組だったのが25分に縮小されていた。

 今年度は,「笑い飯」というお笑いコンビと,去年も出てたベゴーニャさんというきれいなおねえさん(おねえさんというより「マダム」という感じか?)が進行し,講師はこれまた去年と同じ大岩功氏。

 感想としては,去年よりはいいかな?笑い飯が全然おもしろくないけど,逆にお笑いが語学番組をやるというのは新鮮。去年は進むにつれて当初ちょっとしか出なかったジン・タイラの露出が恐ろしく増えたり,メンバーには入ってなかった(はずの)シーラが出てきたりと,わけわかんなかったから。また武田修宏とかなえちゃんという女の子もちょっとぴんとこなかった。

 ちなみに僕はおととしの講座がけっこう好きだった。柳沼コウイチロウ氏(名前がうろ覚え)はなんとなくぎこちなかったけど一生懸命だったし,なにより長澤奈央がこれまた一生懸命でよかった。あ,でもその前の福嶌ノリタカ氏のときもおもしろかった。この人は去年のラジオもやっていたが,やっぱりおもしろかった。

 いろいろ言いたい事を書いてしまったが夜11:30というのは見やすい時間だ。今は民放もおもしろい番組がないので,結局見続けてしまうかもしれない。

教育給付金

 先日修了した英会話スクールから,教育給付金を受け取るための証明書等の書類が揃ったと連絡があった。

 

 うれしい。20万はでかい。教育給付金は働き出してから丸5年経たないと給付の対象にはならないので,ある意味待たされた。しかも,以前は最高30万だったのが,僕が対象になった年に20万に下げられてしまった。なんか悔しいが,支払うときにその金額分を差し引いてくれるわけではなく,初めに全額を払ってしまったので,いまさらどうでもいい感じ。

 

 僕が行っていたスクールでは,残りの回数が少なくなってくると継続の案内をされるようになった。これは別になんでもないのだが,提示された「教育給付金コースの方にお勧めの継続プラン」なるものが,20万をわずかに切るというあからさまに返ってくるお金を意識した金額だったので,驚いた。あきれたというか。

 

 でも,結局継続はしなかったのだが,楽しかった分ちょっと何か足りない気がする今日この頃。

1週間終わって

NHKの語学講座も新年度のシリーズが始まって1週間経った。とりあえず一通り聴いてみた感想。

 

○「レッツスピーク」・・・・通常の(スキットのある)レッスンが,月~木の4日から月~水の3日になり,金曜に音読レッスンDAYができた。が,正直おもしろいかというと???。でも,声に出すことはほんとに必要だけど何気に放送時間以外では自発的に音読の練習はやらないので,そういう不真面目な?リスナーにとっては親身な構成かもしれない。

 

○「ビジネス英会話」・・・・前年からほとんど変わらず。スキット5回+復習1回だったのが,スキット4回+復習1回+エクストラ1回,と,以前の1週完結の時代に戻ったかんじ。個人的にはリニューアルしたおととしの田中氏の講座が好きだったので,新鮮味がなく思ってしまった。

 

○「シニアのためのものしり英語塾」・・・・今回いちばん期待してた番組。だが,期待がでかすぎたのか,ちょっと拍子抜けしてしまった。これならテキスト読めば済んじゃうじゃん,という感じ。練習だけの番組から脱却したところがウリなのだろうが,まだまだ発展途上であり,しかも5つの番組を掛け持ちしてる自分としては聴く時間が少し勿体なく思ってしまう。タイトルどおり,時間に余裕のある人向けなんだろうな。

 

○「英会話上級」・・・・昔の「英語会話」「英会話」を思い出す構成。テキストの装丁・音楽・雰囲気は好きなのだが,内容そのものはちょっと特徴がない感じ。放送時間も自分には都合が悪いので,継続は難しいかな。

 

○「スペイン語講座」・・・・入門編の講師陣は,以前応用編でもコンビを組んでいたこともあり,息がぴったり合っている。内容は特におもしろくもないが,以前の応用編はけっこうおもしろかった記憶があるのでとりあえず期待している。イラストが好みじゃないのだが・・・。応用編はこちらは以前入門編でお世話になった山崎氏。こっちは内容が世界遺産ということもあり,めちゃくちゃ楽しみ。応用編をしっかり聴いて力を上げたいところだ。

 

まだ1週間なので,これから感じ方も変わってくるだろうが,基本は前年どおり「レッツ」+「ビジネス」+「スペ語」になりそうだ。まあそのくらいが妥当だろうなあ。

英会話スクールが終わってしまった

 去年の4月から通っていた英会話スクールを,昨日修了した。75回+友達紹介のポイント5回=80回のうち,寝坊したり仕事が終わらなかったりで4回ほど行けなかったが,楽しく通わせてもらった。

 料金はかなり高めだったが,マンツーマンレッスンで好きなときにレッスンが受けられ,講師の質もよく,さらに職場から激近だったので選んで正解だった。数ヶ月が経つ頃には,だんだんとスムーズに英語が口から出てくるようになった。ボキャブラリーを知っていれば話せるというものではない,自分の知っている言葉をいかに言いまわすかでたいていの会話はできるということがよくわかった。あとは,「話す」という行為がいかに重要かということ。後半少し忙しく1月ほどレッスンを受けられなかったことがあったが,久しぶりに行ったとき,言葉が出てこなくて自分自身が驚いた。この経験をしたとき,やはり「話す」機会を継続して持たないといけないと痛感し,スクールを継続しようかとも思ったが,料金の問題と,今年はスペイン語に力を入れたいということから断念した。

 でも,何とかして英語を話す機会を少しでも増やすようにしたい。自分の行動しだいで方法はいくらでもあるはずだ。今の状態を維持できるように,そしていろいろな人と出会えるように。 

ちょっと癪だけどNHKはいい。

 「スペインは極楽!」というサイトのメルマガに登録している。不定期に届くのだが,先日届いたメールではお勧めの学習法として「NHKラジオ」が挙げられていた。(注;URLを載せようと思ったが,なぜか接続できず。後日載せたい。)

 

 うーん,やっぱり目をつけている人は多いんだな。たしかに必要なのはテキスト代と強いて言えばラジオを聴く電気代だけだから,これほどコストパフォーマンスのよい学習法はないだろう。テキストも,1年続けても4,200円。安い。

 

 しかし,ただ聴くだけではなかなか上達しない,とそのメールでも触れていた。そしていくつか学習法が紹介されていたのだが,録音して繰り返し聴く,辞書をこまめに引く,など,基本的なものだ。でも,よくよく考えると,自分がどこを鍛えたいかを考えれるといちばん効率のよいやり方は自ずと決まってくる。たとえば,ひたすら聴けばリスニング力があがるし,辞書を引く回数が増えればボキャが増えるスピードは速くなるはずだ。

 

 自分はこれまでそんなことほとんど意識せずにいろいろな方法を試してきたが,潜在的に何を鍛えたいかを考えていたのだろうか?そうだと言えるような,言えないような・・・。

 

 ところで,先ほど「ただ聴くだけではなかなか上達しない」と述べたが,その「ただ聴く」が最初は難しいんだよね。なので,ホントに最初の最初は,「聴く時間のあるときはきちんと聴く」というところからスタートするといいんじゃないかな?んで,少しづつ言葉や挨拶,言い回しを覚えてちょっとおもしろくなってきたら,休まずじっくり聴くようにしていくと,しばらくして上達というか,なんか知識増えてきたぞ,的な気持ちが芽生えてきて,さらに継続できるんじゃないかと思う。

 

 さて来週から,英語は19年目,スペ語は8.5年目となる。今年は少しスペ語に力を入れようかと。接続法をマスターしつつ,会話力をつけたい,かな?

「学び」というジャンルに

 リニューアルされ,新しくジャンルができたということで,ジャンルを変更した。1月ちょっと続けて,毎日書くことの大変さと,学習方法を披露する回数の少なさを痛感した。

 今後は,もう少しこまめに,そして自分の学習方法(けっこうめずらしいと思うから聞いてもらいたく思っているので)を書いていこうと思う。

生涯の恋人

つづき。

スペインに、そして世界遺産に僕を引き込んだ、それは「アルハンブラ」。そう、南部アンダルシア地方の街グラナダにある、イスラーム時代の宮殿だ。

レコンキスタが進みイベリア半島からイスラームが駆逐されるなか興ったナスル朝。その時代に建てられたアルハンブラは、光と影に彩られた宮殿だった。繊細なアラベスクが織り成す空間はまさに「楽園」。当時の美しさは今も世界を魅了し続ける。そして、その中に映る影はアルハンブラのもう一つの姿だ。敗北と滅亡を予感させる退廃の空気。きらびやかな空間にそれが漂う。フランスやイタリアの宮殿では見ることのできない(であろう)美しさ。中東やインドでは見られない(であろう)はかなさ。これこそがスペインの魅力だと僕は思っている。
そしてアルハンブラのもう一つの主役は「水」。丘の上に立つ宮殿だが,いたるところに水が流れており,宮殿全体が豊かに潤っている。初めて訪れたときは,水の豊かさとそれを何100年も前につくった当時の人々の力に驚かされた。水の音と水面のゆらめきはヒーリングの極致だ。

 これまでに3度スペインを旅し,その度にグラナダに行った。滞在中は2~3度アルハンブラを訪れる。しかし,何度行っても飽きることはなく,その美しさに圧倒され心癒される。
 残念だったことは工事中ですべてを見られなかったことが何度かあったのと,以前は日曜は無料で入れたのが有料となり,入場料も高くなったこと。入場料については,環境を壊すことなくアルハンブラがこのままの美しさを保ち続けるためであれば文句はない。
 スペ語では「アランブラ」。自分としては「アルハンブラ」というおとの方が
すきかな??

Patrimonio de la humanidad

「世界遺産」をスペイン語ではこう言うらしい。実は僕はマニアとまではいかないが相当の世界遺産好きである。昨年登録件数でスペインがイタリアに抜かれた時はかなり悔しかったが、登録件数と登録基準についてはいろいろとギモンを持っているので(これはまた機会をみて話したい)、気にしないようにしている。 そしてもちろんスペインの世界遺産ですきなところはたくさんあり、いくつかは訪ねたのだが、いちばんのお気に入りがあって、そここそが自分がスペイン、世界遺産にはまるきっかけとなったところなのだ!

…つづく。

敗戦の色,濃厚に

 受けてきました。TOEIC。

 2年ぶりの受験だったのでなんか変わっている部分もあって,しばらく受けてなかったことを実感した。

 終わってみての感想は・・・,うーん,厳しいなあ。前回よりいい点取るのはムリそうだ。リスニングは思った以上に聴き取れず,焦った。自分の耳がこれほど英語をクリアに聞き取れなかったのはなんかひさしぶりだ。リーディングも,前半の文法が全然ダメで,長文に当てる時間が足りなかった。結局8問が手をつけられず,虚しく終了の声が。

 花粉症の薬を飲むか迷っていたが結局飲んでいった。思ったほど眠くはならなかったが妙に体がだるかった。まあ,何を言っても言い訳だから,潔く結果を待つほかはない。自分の力を過信するなと思い知らされた1日だった。

 とはいえ,TOEICのための勉強はもうしばらくやらずにすむのはうれしい。スペイン語のほうにシフトしていってもいいし,選択の自由?を享受できるのはやっぱりいいことだ。

何が大事なのか

 TOEICの試験も明後日に迫り,問題集のページも少しづつ進んでいる。が,やりながら,「これってどうなんだろ?」と思ってしまう。というのは,先日も書いたのだがTOEICはテクニックが大事なわけで,その問題集でもいろいろなテクニックが紹介されている。

“文法問題は先に選択肢をチェックしテスティングポイントを把握せよ”
“間違い探し問題はゆっくり文を読み決して2度読みするな”
“長文問題は1分間に150~180語のスピードで読め”
などなど。
 
 実際このテクニックは試験では非常に役立つのだが,ひとたびTOEICを離れてしまうと,全く意味のないものになってしまう。僕はTOEIC=資格と割り切っているので点数を上げるために意味のないテクニックにも縋り付いているわけだが,やはり語学の習得という観点からすると邪道だし障害物でもある。

 しかし,ふと「じゃあ自分にとっては語学の何が一番大事なのか?」と考えてしまった。英会話スクールに行っているくらいだから話すことなのか?いや,でも仕事で強みとしてアピールできるくらいになりたいと思ってるから総合力とビジネスに関するボキャ数なのか?それとも,もっと旅行をたくさんして世界中の人と話したいから,どんななまりのある英語も聞き取れるリスニング力?いやいや,所詮言葉なんて手段,その習得を通じて異文化に触れ理解ができれば別にしゃべれなくたっていいじゃないか?

 うーん,そう考えると奥が深そうだ・・・。でも,少なくともTOEICの点数ではないな。・・・でも,やっぱりスコアは上げたいんだけどね。