Museo Del PRADO | そのうちトライリンガル

Museo Del PRADO

東京都美術館で「プラド美術館展」が開かれるらしい。会期は来年3月末から3ヶ月間。先日「プーシキン美術館展」を見に行った時に,けっこう大々的に告知していた。


プラド美術館に行ったのは1回だけ。しかも3度目のマドリでようやく。最初の2回はいずれも国立ソフィア王妃芸術センター (リンクはすいません自分の記事です)には行ったのにプラドには行かなかった。それだけ「ゲルニカ」のインパクトがでかかったということもあるのだが,元来芸術に疎いというのもあったと思う。


世界3大美術館の1つ(ガイドブックにはそう書いてあった)ということもあり,やはり広かった。そして王室のコレクション中心で宗教画が多いというのも,たしかにそうだと思った。ただ自分は宗教画よりも風景画がおもしろかった。この絵と同じ光景が1000年かそこいら前にはあったのか,と思うと,なんとも言えない壮大な気がした。1000年という時間は,もちろん自分には感覚としてつかめないし,その長さは想像もできない。


マドリの日本人宿に着いて,すぐ荷物を置いて行こうとしたら同じ宿の人がちょうどプラドに行くというので一緒に行った。2時間か2時間半後くらいに待ち合わせて各自で見たけど,全然時間が足りなかった。お茶してからまた見て,結局半日近くいた気がする。


・・・思い出してたらまた行きたくなった。毎度のことながらこういうときって虚しい。とりあえず3月まで待って東京都美術館に行こう。